大学入学共通テストからTOEIC撤退
朝日新聞のネットニュースに下記の記事があった。
https://www.asahi.com/articles/ASM723PXBM72UTIL00R.html
内容は新たに始まる大学入学共通テストにおいて、使用可能とされていた英語テストのTOEICが来年からの施行前に撤退するというニュースです。
TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(東京)によると国の求める試験の実施に対応できないためとのこと。
組織として対応できないので、辞退するというのは正しい決断であると思う。しかし、この来年から施行というタイミングまでなぜわからなかったのか?
試験を施行する国も民間団体もその試験で一人の人生を変えてしまうという自覚はあるのだろうか?
文部科学省の昨年度の調査では、TOEICを受ける意思を示した高校生は全体の1・8%と記事にもあるが少なくともこの数値の生徒はTOEICありきで勉強してきたはず。
この生徒たちの落胆を考えると我々大人の対応が残念でならない。